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デビューから40年。伝説のミウラが蘇る!ミウラの復活コンセプトがデトロイト・ショーで正式デビュー。Lamborghini Miura Concept
1963年のジュネーブ・ショーで、フェルッチオ・ランボルギーニとヌッチオ・ベルトーネが送り出したそのモデルは、ランボルギーニ・ミウラと名付けられた美しいベルリネッタだった。あれから40年。2006年のデトロイト・ショーでステファン・ヴィンケルマンとウォルター・デ・シルヴァは、ランボルギーニ・ミウラ・コンセプトを送り出す。
デザインを担当したのはデ・シルヴァ。

1月6日、ランボルギーニはミウラ・コンセプトという名を持つ1台のコンセプトカーを発表した。その名のとおり、姿カタチはかのミウラをイメージしたもので、これはミウラ40周年、最初の大規模国際モーターショーを発表の場として狙ったものだ。ポイントは、デ・シルヴァが初めて描いたランボルギーニ、だということである。

2005年夏に同じアウディ・グループ内であるセアトに『人事異動』したルーク・ドンカーヴォルケの後を引き継ぐ形で、アウディ・グループのデザイン部門を取り仕切る、ドンカーヴォルケの上司にあたるデ・シルヴァは、自らランボルギーニ・デザインに取り組むことになった。それが正式に発表されたのは、12月1日のボローニャ・ショーでのこと。その後、初めて発表されるランボルギーニがこのミウラ・コンセプトであり、デ・シルヴァ=ランボルギーニをアピールする、絶好の機会だと言える。

ミウラ・コンセプトは市販される?

今回発表されたリリースでは、サイズ、市販化の有無などはまったく触れられず、ただかつて存在した美しいスタイリングを現代風に解釈した、というような内容が淡々と書かれている。確かに、ミウラの特徴的な部分であるヘッドライト(『まつ毛』も再現)、サイドウインドウ後方のピラーのライン、サイドスカートエンドに備わるエアインテークなど、デザイン的にはミウラをイメージさせながら、モダンな雰囲気を感じさせることに成功している。エンジンフードや切り落とされたリヤエンドのラインなどにも同じことが言えよう。またリヤの『Miura』のエンブレムは、かつてのデザインがそのまま採用された。

デトロイト・ショー開幕に先駆けた1月5日夜(現地時間)にはビバリーヒルズにて、関係者やVIPゲストを集めた小規模な内覧会が催されている。現地に赴いた取材スタッフによると、モックアップながらインテリアやエンジンもあり、エンジンはかつてのミウラのような横置きではなく、縦置きだったという。またタイヤサイズは20インチとのこと。

レトロ・コンセプト=ミウラ・コンセプト?

情報を整理すると、確実なのはデ・シルヴァが初めてデザインしたランボルギーニであることと、デトロイト・ショーでワールドプレミア、すなわち正式な発表がなされるということだけ。後は不確定要素が多いのだ。

ここで思い出して頂きたい。本誌が2005年8月号でスクープした『レトロ・コンセプト』の存在を。実はルーク・ドンカーヴォルケがチェントロスティーレ・ランボルギーニのディレクターだった時代から、ミウラをイメージした復活コンセプトは存在していた。そしてそれは一度立ち消えになったとも噂されている。であれば、このミウラ・コンセプトは、かつてドンカーヴォルケが描いたものをデ・シルヴァが手直し、もしくは再デザインしたものだと言える。デ・シルヴァは「2年以上前から、ミウラのリデザインをするのを夢見ていた」と、自分のプランであることを強調しているが……。

いずれにせよ、ランボルギーニ・ファンとしてはその市販化を心から望みたいし、そのハイスペックバージョン『イオタ』の復活に期待……とはあまりに話が早いか。ヴィンケルマン社長の英断を待ちたい!

*ミウラ・コンセプトの詳細は1月26日発売のROSSO3月号で、現地のレポートを交えてお届けする予定です。ご期待下さい。